ドックフードのトッピングとしてキャベツを与えたり、夏場に冷やしたきゅうりを与えると美味しそうに食べてくれると嬉しくなりますよね、野菜は健康につながりますし与えることは大切です。ですが、犬は人間と違って食べたら有害なものや、命の危険につながる食品があります。
その中で今回、食べたら危険なもの・食べさせてはいけないお野菜を紹介していきます。
食べさせてはいけない野菜！
血液中の赤血球を破壊して、下痢、嘔吐、血尿などを引き起こすことがあります。最悪の場合、死に至ることもあるため与えてはいけません。少量でも危険な食材になりますので、ツナ缶などの原材料に「野菜エキス」と記載がある場合、玉ねぎが入っていることがありますので食べてしまったりした場合は企業に確認しましょう。
アボカドに含まれている「ペルシン」という成分が犬の体にとって有害になります。食べてしまった場合、嘔吐や下痢・痙攣・呼吸困難の症状が考えられます。
じゃがいもの芽にはソラニンという毒素が含まれており、吐き気や下痢などの中毒症状を引き起こすことがあります。また、ソラニンは芽だけでなく、緑色になったジャガイモの皮に多く含まれておりますので、与える際は芽が含まれないこと・緑色のものは与えないように注意しましょう。
ナス科の植物の葉にはソラニンが多く含まれています。トマトがまだ緑色になっている場合は熟すまで与えないようにしましょう
「ギンコトキシン」という成分が含まれており、与えると嘔吐、下痢、目眩痙攣、呼吸困難などの中毒症状が現れます。秋の散歩で拾い食いしてしまった際はすぐに病院に連れていきましょう。
刺激がとても強いので、胃の痙攣や嘔吐下痢などを引き起こす可能性があります。
生のわらびには、「プタキロサイド」や「サイカシン」という強い発がん性を示す成分が多く含まれています。散歩道で拾い食いをしてしまった際は病院に連れていきましょう。
人間はアク抜きをして食用として食べていますので、加熱処理をしたら与えていいわけではありません。確かにこれらの成分は加熱処理をすることで失活しますが、体の小さな犬は少量でも強い毒性を発揮するので与えないほうが無難です。
与える際に注意が必要な野菜
山芋や長芋・ほうれん草などの食材は尿路結石の原因となる「シュウ酸カルシウム」を含んでいます。
ほうれん草の場合、茹ででしっかりアク抜きをして水に晒すことで与えることが可能ですが、与えることに不安があったり心配であれば与えないほうが無難かもしれません。
また、アブラナ科の野菜（かぶ・白菜・小松菜など）は「ゴイトロゲン」という成分を含んでいます。この成分は、甲状腺ホルモンを分泌するのに必要なヨウ素の吸収を阻害し、甲状腺に負担をかけるため甲状腺ホルモンの病気や甲状腺に疾患がある子には与えないようにしましょう。
疾患のない子であれば栄養素がたくさん含まれている食材ですのでぜひ、食べやすい大きさに刻んで加熱して与えてみてください♪
もし食べてはいけない野菜を食べてしまった際は
まずは体に異変が起きていなくてもすぐに動物病院へ連絡をしてください。症状が出てからだと遅い可能性があります。その際に
「何を、どこで、どれくらい食べてしまったのか」を病院に伝えて、病院側の指示に従うようにしてください。
決して飼い主様自ら吐き出させたり、症状が出てないから大丈夫などは愛犬のために控えてください。
以上が犬が食べてはいけない食品（野菜ver)でした
ご覧いただきありがとうございました♪